スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

放浪者ロロ『異界見聞録』 11月18日更新

自分用に纏めたモノを投下。

今回はロロの『異界見聞録』のまとめたもの。

色の順番は虚空の番号から『赤→緑→黄→紫→青→白→終』の順番。

何か抜けや意見がありましたらコメントをお願いします。
参考になった時は拍手等をいただけると幸いです。

新弾出る度に更新予定。

最終更新 20101118 八星龍降臨分を更新
.


の章


生まれた瞬間に遭遇したのは初めてだった。
人のように母から生まれるのではなく、
何もない空間に力が結集し、そして生命が誕生するのだ。
すばらしい奇跡だ。この世界のすべての生命に敬意を表し、
彼らをスピリットと呼ぶことにしよう。
―放浪者ロロ『異界見聞録』赤の章第1節より―(ヨロイリザドン)

上空から襲いくる一つ目の竜。
脳裏に浮かび上がったのはこの地で学んだばかりの呪文だった。
わたしの震える唇がフレイムダンスを紡ぎだす。
―放浪者ロロ『異界見聞録』赤の章第2節より―(アイバーン)

初めて見る灼熱の沼。しかし同行者が私を引き止める。
「覗き込んだらガブリといかれるぜ」
沼の中に何者がいるというのか?
―放浪者ロロ『異界見聞録』赤の章第2節より―(オルカリア)

思わず目を見張った。この殺伐とした世界で、
綺麗だと思ったのは久しぶりだ。周囲の暑さすら忘れるほどだった。
我に返ったときには遅かった。同行者が炎に包まれた。
―放浪者ロロ『異界見聞録』赤の章第2節より―(エンチュウ)

全身を包む炎にそれでも彼は耐えていた。
しかし、別の角度から飛び出してきたスピリットの刃が、
彼のノドを切り裂いた。
終わりは想像以上にあっけなく訪れたのだった。
―放浪者ロロ『異界見聞録』赤の章第2節より―(カタナカサゴ)

かつてわたしがこの世界に辿り着くのに通った門。
門からは時に異界の物質があふれ出てくるらしい。
その異界の物質と、ここの生き物を融合させた醜い魔物。
意思を奪われた<地竜>は<機竜>となり、
竜人の手先として甦ったのだ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』赤の章第3節より―(城塞竜メガロン)

最初の同行者を失ったのはマグマの池。
新たな同行者と出会ったのは、魚の跳ねる湖畔のほとりだった。
―放浪者ロロ『異界見聞録』赤の章第4節より―(刀剣魚エスパーダ)

鎌のような両手が振り上げられたとき、わたしは死を覚悟した。
彼が助けてくれるなど、誰が予想できただろう……。
―放浪者ロロ『異界見聞録』赤の章第4節より―(ジュラシックル)

その名を口にするとき、同行者の口元がわずかに歪む。
「陣営なんて関係ねえ。戦場に現れたら竜という竜を狩りまくるんだよ……
英雄ってよりも狂戦士さ」
―放浪者ロロ『異界見聞録』赤の章第4節より―(竜狩りのアーケオルニ)

今さら戦況を占ったところで何になるというのだろう。
竜人たちの考えてることは、いまいちピンとこない。
―放浪者ロロ『異界見聞録』赤の章第5節より―(ドラグロン占術師)

得体のしれない死者の援軍が地竜たちを怯えさせたのか。
竜人の使役する妖狐の魔術により、
勝敗は引っ繰り返った。
―放浪者ロロ『異界見聞録』赤の章第5節より―(妖狐キュービック)

想像以上だった。彼の登場が戦場の流れを変えた。
―放浪者ロロ『異界見聞録』赤の章第6節より―(古竜魔人バ・ゴゥ)

恐竜たちが一斉に発した魔力ある咆哮。
しかしそれを鋼の体がすべて弾き返した。
―放浪者ロロ『異界見聞録』赤の章第6節より―(チェイン・ドラゴン)

凶暴になって敵味方の見境がなくなる連中がいる。
しかし、今はその強さが欲しい。
―放浪者ロロ『異界見聞録』赤の章第6節より―(ダークアンキラーザウルス)

しかし、不思議と恐怖は感じなかった。
―放浪者ロロ『異界見聞録』赤の章第7節より―(水龍王リヴァイアス)

虚空の竜に最初に挑んだのは空の支配者たちだった。
―放浪者ロロ『異界見聞録』赤の章第8節より―(晴天竜ウィンドレイク)

出現と共に天災をもたらすとされる星竜たち。
住人たちにとってありがたいとは言えない。
それでも今はその存在が随分と頼もしいことだろう。
―放浪者ロロ『異界見聞録』赤の章第9節より―(怒石竜ドラゴロック)

祈祷師の唱えた呪文に唱和するように咆哮が響く。
生み出された火球は、ありえない巨大さで打ち出された。
―放浪者ロロ『異界見聞録』赤の章第9節より―(火砕竜プロメテオーズ)

仲間を呼ぶ咆哮が聞こえた。
5分後、その場を虚無が飲み込むのが見えた。
―放浪者ロロ『異界見聞録』赤の章第10節より―(曲刀竜パラサウル)

ひたすら逃げた。ニヒルな姿勢を崩さない同行人すらも必死に。
必死なわたしと余裕のトカゲ。いったいどちらが滑稽なのか。
―放浪者ロロ『異界見聞録』赤の章第10節より―(イグアナイフ)





同じく大穴を落下していく魚の背に、必死にしがみついた。
―放浪者ロロ『冥界見聞録』赤の章第13節―(ユースエディア)



新たな龍帝が生まれた。7体の龍帝のさらに上に位置する、
究極の龍帝。これを極龍帝と名付けよう。
―放浪者ロロ『異界見聞録』赤の章第15節より―(極龍帝ジーク・ソル・フリード)

流星の竜たちと虚の軍勢、どちらが勝っても、
この世界は変わらずにはいられない。
―放浪者ロロ『異界見聞録』赤の章第15節より―(銀河竜アンドロメテオス)

20000℃を越える灼熱のマグマを原料とする、『天槍フェラール』。
龍星皇の落下によってできたクレーターから発掘された。
―放浪者ロロ「異界見聞録」赤の断章―(フェラールスラッシュ)





の章

じめじめした森を歩いていると頭上を黒い影が掠める。
枝が密集しているところをよくも器用に飛び回る。
……本当にこの森に世界樹があるのだろうか。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第1節より―(フライングミラージュ)

のんびりと草を食む羊のような動物たち。
森の中と外では、ずいぶん賑やかさが違うようだ。
しかし、沈黙は突然破られた。一斉に反応する羊たち。
遠くから近づいてくる地響きがわたしにも感じられた。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第1節より―(シープル)

不思議な感覚だった。
わたしに今語りかけているのは、どう見ても木だ。
わたしは案内役の同行者を振り返る。
彼はいたずらな表情を浮かべ、ペロリと舌を出した。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第2節より―(ショックイーター)

「オイラ食いもんじゃないよ!」同行者が逃げ出した。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第2節より―(マッハフライ)



ワシは世界樹の使いだということは聞いていた。
しかし、使いはワシだけじゃなかったらしい。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第4節より―(神鳥ピーゴッド)

「黒い奴らは体がでかいんだよ!」
案内人の言葉にはっとする。
渡り歩いた別の世界でまったく同じ言葉を聞いた。
これは偶然なのだろうか? 私にはそうは思えない。
黒=でかい。みたこともない竜。共通因子は以外に多い。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第4節より―(ブラックマッハジー)

あっという間の出来事だった。
目の前で獣の牙にかかった蟻型の侵略者
倒れたと思った瞬間、どこからか現れた別の蟻に、
獣は切り倒されていた。
……今度は我々が逃げなくては……
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第4節より―(用心棒アントマン)

それは突然にあらわれた。
正確に突き出された一撃は、長老をかばった森の住人を、
刺し貫き、弾き飛ばした。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第5節より―(槍蟲ルカニドス)







この森は、日々の争いを忘れさせてくれる光景にあふれている。
目の前で戯れるスピリットと同行者にどれだけ癒されることか。
前の世界で、わたしは何もすることができなかった。
今こそ決断するときなのだろう。
わたしは、世界樹を自ら探す決心を固めた。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第9節より―(メェ~ポン)

異形の竜を駆る異形の騎士。かつての世界でも見た光景。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第9節より―(碧緑の竜使いグリューン)

最初に虚空の兵を倒したのは、
意外にも、小さな小さな鳥だった。
竜には通じない戦法だったが、
彼らは一斉に騎士の口に飛び込んだのだ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第9節より―(ハッチドリ)

何かのきっかけで暴走する鳥たちは、
一時的にせよ、龍の侵攻を食い止めた。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第9節より―(ツクシンモア)

そして老賢者は、ゆっくり背後を指し示した。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第9節より―(老賢樹トレントン)

走りに走って、ついにへたりこんでしまった。
喉がひりついて、うまく呼吸ができない。
目の前に大きなキノコがいるが、かぶりつくわけにもいかない。
視線を下ろすと小さな小さな木が生えている。
そこには一粒の実がなっていた。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第9節より―(マタンゴル)

小さいが瑞々しい青さをたたえた果実。
奇妙な鳥に見守られながら、その実を口にした。
ひどく苦かったが、空腹がそれを我慢させた。
どれほどの意味がある行為だったのかなど、
その時には想像もできなかった。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第9節より―(オオクチバ)

誰が味方で、誰が敵なのかわからない。
お互いに共闘という命令が下されたはずが、
一緒に戦おうとするものもいれば、
誰彼かまわず鎌を振り上げるものもいる。混乱の極みだ。
共通点はただひとつ。あの龍たちは敵だということ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第10節より―(ディオ・マンティス)

森の混乱は拡大するばかりで、収まる気配がない。
長老たちの決断も苦渋の選択だったのだろう。
森の住人たちに指令が下された。
最優先事項は世界樹の実の確保。
森をあげての壮大な宝探しが始まったのだ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第10節より―(スペアミンク)

傷ついたスピリットたちが、これまでの敵味方に関係なく、
身をよせあって力を分かち合っている。
分かっている。このままでは前の世界の二の舞だ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第10節より―(ミツジャラシ)

戦っていた獣が、倒される寸前に黒く変色。
速度と攻撃力を増した迎撃で、侵略者を破壊した。
ダーク化という言葉を聞いてはいたが、
目の前で見るとは……不謹慎だが、けっこうカッコイイ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第10節より―(ブラックカラカロッサム)

とんでもない勢いの風と風がぶつかりあった。
わたしと案内人はなんとかしがみつきあう。
この刀だけは、手放すわけにはいかない。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第10節より―(ミノバ子爵)

視界の隅に、奮闘する虎の将が見えた。強い。
彼から遠ざかるように逃走する。
安心からか、疲労で足がもつれかける。同行者も限界が近そうだ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第10節より―(武神獣タイガード・シンゲン)

獅子奮迅と言うべきだろうか。
1体で敵をなぎ払い続ける彼の横をそっとすり抜ける。
梢の間を斜めにすり抜ける1羽のワシを追いかけて。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第11節より―(超重甲蟲ゴライアース)

2度目だ、スピリットが目の前で融合したのは。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第12節より―(大甲帝デスタウロス)

龍の背に2人の騎士。1人が操り、1人が戦う。
これが本来の姿なのだろう。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第12節より―(陸帝竜騎ベスピニアー)

勇者と聞くと、前の世界の恐ろしい記憶が呼び起こされる。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第13節より―(密林の勇者皇ヴォルザ)



鳥に導かれ、やってきた丘の上に門があった。
眼下に広がる荒野に胸が痛む。あんなに青々とした森だったのに、
もはや命の息吹は微塵も感じられない。
案内人となったあの兄妹は大丈夫なのだろうか。
後ろ髪ひかれる思いを胸に、わたしは世界を後にした。
―放浪者ロロ『異界見聞録』緑の章第15節より―(ラッキーウィ)

樹齢千年を越える神木の内に忽然と出現したとされる、『天刃フォーディア』。
長老たちに保管され、全会一致でのみ使用が許可される。
―放浪者ロロ「異界見聞録」緑の断章―(フォーディアスラッシュ)





の章

「あたしが案内してあげるわよ」
少女は笑顔で立ち上がった。
「その代わり鍵探しを手伝ってよね」
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第1節より―(トリックスター)

兵士たちが右へ左へと忙しそうに立ち回っている。
てっきり鍵探しの準備なのだと思っていたのだが……
どうやら女王陛下の44回目のお誕生日なのだそうだ。
トランプの国では4がメデタイ数字なんだとか。
まぁその、なんというか……おめでとうございます。
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第2部より―(アルカナファイター・カトル)

森で道に迷ったらフクロウに道を聞け。
そんな、わたしの前に姿を現したのは、
奇妙なミミズクだった。
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第2節より―(ミミズック)

鍵の情報を求めて、4人組で旅をしているという一行。
……本人は真剣なのだろうが、効率がいいとは思えない。
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第3節より―(ハートレス・ティン)

虹の国の鍵は、虹の根元に埋まっている。
わたしたちは虹を探しに、クラゲの背に飛び乗った。
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第3節より―(ジェルフィ)

「白い虎と黒い虎がいてね」
話す同行者の背後を黒い虎が歩いていく。
「見つかったら教えてよね」
聞いた時には姿はすでにない……内緒にしておこう。
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第4節より―(黒虎クロン)

魔法の国の人々が相当な出不精であることは、
わたしにもなんとなく理解できた。
彼らは総じて書物や瞑想が好きなのだ。
移動にはもっぱら、翼の生えた馬を用いる。
天馬にまたがる彼らの姿は、中々にシュールな光景だ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第5節より―(ポニサス)

この天使が再び現れる前に、鍵を探し出さねばならない。
あの傍若無人な同行者が、隣でツバを飲み込んだ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第5節より―(天使アルケー)

兵士はうやうやしく我々を王宮へと案内してくれた。
いよいよ鍵の実物とご対面だ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第5節より―(アルカナソルジャー・サンク)

驚いた。最初、星型のお菓子なのかと思った。
猫耳の娘の叫びを聞いて、
やっとそれが鍵なのだと理解した。
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第6節より―(猫娘アニー)







わたしの言葉が通じるのは天使だけ、1人のつらさが実感される。
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第10節より―(テンシデュナミス)

滅ぼされた妖精の国の住人は難民となりながらも、
避難先で皆の役に立っているらしい。
こんな時こそ天使の出番だと思うのだが、
鍵探しにこだわるのはなぜなのだろう?
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第10節より―(桜の妖精オウカ)

国を失った妖精たちの働きは、それゆえに目覚ましかった。
離れ離れの活動なのに、女王の統制のもと他国の援軍に回り、
敵と戦い、避難を助け、鍵を探した。
―放浪者ロロ「異界見聞録」黄の章第10節より―(プーカ)

女王の宣誓により、王国最強の軍勢が出撃する。
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第10節より―(アルカナクィーン・パラス)

絶望的な戦いだった。
足止めしようにも、ヤツらとは力の差がありすぎる。
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第10節より―(ミザール)

1度経験するだけで充分だ、こんなこと。
……振りぬかれた虚竜の尾。右から左へ。
わたしを突き飛ばした案内人が目の前から消えた。
ずっと大切にしていた帽子だけを残して……。
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第11節より―(ピョリット)

探しまわった。すがる思いで。
獣たちの協力ももらい、それこそ水の中まで。
消えただけで死んだわけではない。そう思いたかった。
彼女のかわりに鍵が見つかった。6つ目の。
彼女の導きと思いたかった。
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第11節より―(ヒッポカンプー)

わたしに力はない。だから復讐を託した。
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第11節より―(天剣の勇者リュート)

天使の姿に彼女が重なる。
そうだ、下を向いていてはいけないのだ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第12節より―(天使オリフィア)

7つの鍵で扉が開く。その意味がやっと分かった。
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第13節より―(大天使イスフィール)

判断を誤ったのだろうか?
助けようとした獣もろとも敵の刃が私を貫いた。
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第13節より―(アスピドケルン)

ダメだ。意識が……せっかく救ってもらった命なのに……。
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第13節より―(妖精の姫巫女ハマ・ドリュアス)

記憶の走馬灯なのだろうか? 獣の背に彼女が見えた気がした。
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第13節より―(雷の獣ライジュール)

何かが私の体に降ってきて、その衝撃で目が覚めた。
理解するのに数瞬。
土だ。わたしは穴に構たえられ、土を被せかけられている。
そうだ、私は死んだのだ。誰かが埋葬してくれているのだろう。
いや、待て。では、私は誰だ? わたしは再び混乱した。
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第13節より―(カラドリアス)

開かれた門。最初に飛び出してきた天使は、想像以上に乱暴だった。
―放浪者ロロ『異界見聞録』黄の章第14節―(天使パワー)

大天使たちの羽を材料に神の泉で鍛えた、『天剣ルナー』。
かつて堕天使の所持物だったため、忌避され、神の泉に沈められていた。
―放浪者ロロ「異界見聞録」黄の断章―(ルナースラッシュ)





の章

目の前に現れた獣が、幻のように消えていった。
現実なのか?それとも夢でも見ているのだろうか。
あらためて実感する。
わたしは新たな世界にやってきたのだと
―放浪者ロロ『異界見聞録』紫の章第1節より―(ファンタズマ)



案内人の腕なのだろうか。
王たちへの面会はあっさり許可された。
人々を弾圧する恐怖の貴族たち。
果たして無事にすべてを終えることができるのだろうか?
不安を抱えながら、私は迎えの馬車に乗り込んだ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』紫の章第3節より―(首無し馬車)

わたしは貴族の元へ本当に案内されているのだろうか?
―放浪者ロロ『異界見聞録』紫の章第3節より―(ダークレイス)

謁見が許されたのは、わたしが別の世界の者だからかもしれない。
この地を支配する貴族の1人は、
冷たい視線でこちらを見下ろしゆっくりと口を開いた。
―放浪者ロロ『異界見聞録』紫の章第3節より―(ドラキュリウス)

魔界の貴族が、その本性をむき出した。
―放浪者ロロ「異界見聞録」紫の章第3節より―(魔界侯爵コキュートス)

肩を叩かれた気がして、わたしは振り返った。
誰もいない。再び叩かれた。誰もいない。
「からかわれているのよ」同行者がクスリと笑った。
―放浪者ロロ『異界見聞録』紫の章第4節より―(透明人間エクリア)

背後から迫り来る追手の気配。
蛇たちの場所を悟られないために撒かなくてはならない。
追手が実体を持っているとは限らないのがやっかいだ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』紫の章第4節より―(レッドキャップ)

追手が実体を持っているとは限らないのがやっかいだ。
しかし1匹の獣が、心配を取り払ってくれた。
その身にまとった霧でわたしたちを包み込むことで。
―放浪者ロロ『異界見聞録』紫の章第4節より―(ガストラス)

蛇は知恵を持つ。そう教えられてきた。
本当だろうか? どう見ても襲い掛かる気まんまんだ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』紫の章第5節より―(サイクロ・ワインダー)





無残な光景だった。
虚空の騎士の波動を受けて、あらゆるものが崩れていく。
命枯れても死ぬことのない者たちに、
虚空の割れ目は滅びを運んできた。
不死がはびこるこの世界にも例外はなかったのだ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』紫の章第8節より―(ボーン・ドッグ)

不死身の肉体を持つはずの、かつての貴族たち。
まさか自分たちを滅ぼす存在があろうとは、
想像していなかったのだろう。
―放浪者ロロ『異界見聞録』紫の章第8節より―(人狼ルー・ガウル)

蛇たちの知識はこの世界の枠を飛び越えていた。
―放浪者ロロ『異界見聞録』紫の章第9節より―(骸蛇スカルピオーネ)

蛇たちは言った。わたしと魔族は等しい存在だと……意味が分からない。
―放浪者ロロ『異界見聞録』紫の章第9節―(魔法剣士ドラゴナーガ)

不死の者が虚無に呑まれたらどうなるのか?
倒れた仲間の命を吸って、それはゆっくりと立ち上がった。
―放浪者ロロ『異界見聞録』紫の章第9節より―(闇騎士ボールス)

蛇族は彼らを虚無と呼んだ。世界すべての敵対者であると。
―放浪者ロロ『異界見聞録』紫の章第10節より―(斬首刀のシャドウスライサー)

協力の証として、蛇たちの知恵の実は、
かつての貴族たちが遣わした使者へと託された。
魔族、旧支配者、蛇たち……手を結んだのは事実だが、
はたして本当に共に戦うことができるのだろうか?
―放浪者ロロ『異界見聞録』紫の章第10節より―(アシュタル)

魔界七将率いる一団が瞬時に消滅した。
虚無の龍たちの力は、ここでも圧倒的だった。
敗北を知らせるために、魔族の手下になった鳩たちが、
一斉に四方に散っていく。
早く逃げねばなるまい。ここにも神が降りてくる前に……。
―放浪者ロロ『異界見聞録』紫の章第10節より―(ピジョンへディレス)

蛇の助言により、それは発見された。
―放浪者ロロ『異界見聞録』紫の章第11節より―(天鎌の勇者ザンバ)

虚無の軍勢に立ち向かうべく、各地の実力者が集結する。
それだけの力がある者は、旧支配者たちに多かった。
協力という言葉を知らぬ彼らだけに、
結集して戦う戦う姿勢に欠けたことが悔やまれる。
―放浪者ロロ『異界見聞録』紫の章第12節より―(アンドレアルファス)

昏き鎌の刃が虚無の将を切り裂いた、その瞬間だった。
崩れゆく将の体から眩い光があふれだし、
それは紫色の帯となって天空へ駆け上った。
渦巻く暗雲の彼方から何かが落ちてくる。光に導かれて。
……そして、恐怖が始まった。
―放浪者ロロ『異界見聞録』紫の章第12節より―(冥将アマイモン)



魔界七将すべてが敗北したことで、組織的な反撃はやんでしまった。
個々に無力な侵攻を繰り返す様は、旧支配者たちを思わせる。
この世界の者たちは、似通ったメンタリティを持っているのだろうか。
―放浪者ロロ『異界見聞録』紫の章第14節―(闇騎士マリス)

夜の星を砕いて作り、千夜に及ぶ儀式で仕上げた、『天鎌トゥーロン』。
恐るべき退魔の力ゆえに、貴族たちに封印されていた。
―放浪者ロロ「異界見聞録」紫の断章―(トゥーロンスラッシュ)





の章

見上げんばかりの巨人の世界。
なにもかもが雄大だ。
しかし、どうにも首が疲れる。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第1節より―(三叉槍のヒューゴー)

彼はあくびをしながら、中の国への道を教えてくれた。
競技会には興味がないのだろうか?
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第1節より―(島持ちのフランシス)

門番らしき巨人に、わたしは通行の許可を求めた。
開催が決定された競技会のために、
多くの人々が会場となるこの街に流入している。
治安を守るための門番なのだろうが……無視される。
わたしも無視して城門をくぐった。いいのかこれで。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第1節より―(槍兵のジェフリー)

競技会場の建設は、着々と進んでいるようだ。
各地から専門家を集め、急ピッチで仕上げている。
『一角の主』と呼ばれる、この世界の象徴たる存在。
彼が競技会を開くようになって、戦争がなくなった。
そう信じられている……建前上は……。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第1節より―(暴れトロル)

すでに4つの世界で同じような襲撃を経験している。
念のため警告したくて城を訪れたが、文字通りの門前払い。
4回あったとしても、今回もとは限らない。
見ればこの世界の文明レベルは高い。
ホラ吹きと取られる恐れもある……警告はあきらめよう。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第2節―(門番アルバーカー)

競技会場に向かう戦士たちの列は実に様々だ。
戦闘獣の背に乗って、パレードのように華麗に振舞う者。
正反対に観客を避けるようにひっそりと会場入りする者。
見物の野次馬たちに混じって、
わたしもその様子を存分に楽しんだ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第3節より―(戦闘獣ディアトリマー)

バトルボールという名前から、球技を想像していた。
しかしそれは、倒れた相手を集団でゴールに蹴り込む、
すさまじい競技であった。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第3節より―(戦闘獣ジャッカー)

腕の一振りで、絡んでいた犬たちが吹き飛んだ。
バトルボールでも個人が集団を凌駕してしまうのか。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第3節より―(巨人騎士アルダス)

想像以上の迫力だった。
恐竜と竜人の殺し合いを見てきた。
それとは違った激闘がここにある。
高所にしつらえた舞台。落ちたらタダではすまない。
巨体と巨体の激突に、わたしの魂は興奮に震えた。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第4節より―(人馬巨兵ダンストン)

集団戦とはいえ、投擲競技は体が大きい方が有利なはず。
目の前の選手を見る限りそこまで巨体ではない。
やはりバトルボールのようなすごいルールなのだろうか?
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第4節より―(犬兵バーナルド)





競技会に後ろ髪をひかれながら到着した北の国。
これまでの中で、政治も社会も整備されたこの世界。
それが、よくみた光景に変わり果てていた。
目の前にあったのは、怪物たちが跋扈する、無惨な戦場。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第7節より―(ウガルルム)

競技を終えたゴーレムや巨人たち。
彼らの力はすさまじく、北の王宮を破壊した者たちは
わずか数時間で掃討された。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第7節より―(合成恐竜ディノゾール)

競技を終えたものたちが、共に手をたずさえ戦場に向かう……。
そうした光景を期待していたのだが、現実は違った。
みな己の国に帰るのみで、国境を越えた協力をしようとしない。
他の世界ではこのようなことはなかった。
どうなってしまうのか……胸をよぎるのは不安ばかりだった。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第8節より―(ツァトゥグァ)

わかっているのだろうか?
西の国が虚無の軍勢に滅ぼされたというのに、
反乱している者たちは嬉々として北へのテロを繰り返している。
このままでは、国どころか世界がなくなってしまうというのに。
わたしの見てきたすべてを一角の主に伝えなければ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第8節より―(ドルフィーノ)

バトルボールの戦術は、実戦にも役に立つものらしい。
獣の集団が、虚竜を翻弄している。
考えてみれば、すべての競技が戦争に直結しているのに気づく。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第9節より―(軍師ショウジョウジ)

これまでの世界に比べ、抵抗が組織だっている分、
ここでは虚無に充分抵抗できるように見えた。
だからこそ、裏切りという計算違いは致命傷に近かった。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第9節より―(隼の剣士ファルコニア)

残念ながら、競技会は初の中断、無期延期となったようだ。
開閉会式の会場となるはずの建物が目の前で戦っているのだ。
世界のためにも、競技会のためにも、会場が壊れないことを祈ろう。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第9節―(フォート・ゴレム)

悪夢だ。敵の将が引き連れているのは、
造兵競技優勝者「キャッスル・ゴレム」。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第9節より―(古将ドグゥ・ゴレム)

難民となった北国の職人たちは、中の国に迎えられた。
これが、神を倒す突破口になってくれるかもしれない。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第10節より―(棟梁マッコイ)

一角の主がかけつける。
伝令の言葉が、敗戦濃厚だった防衛戦線に力を与えた。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第10節より―(犀銃士グライノス)

勇者は当然、この世界は他の者たちも強い。
以前試みた警告はうまくいかなかったが、
後悔は薄くて済みそうだ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第11節より―(竜鎧の巨人オージアス)

神に対抗するため造られたそれは、想像をはるかに超える巨大さだった。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第12節より―(アイランドゴレム)

海岸線から遠ざかって行く虚無の龍。
安堵の息をついたのも束の間、奴らは津波を作り出した。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第12節より―(海帝竜騎ヴァン・ソロミュー)

敵はすでに切り札をきってきた。
次はこちらの番ということなのだろうか。
一角の主にお出ましを願う儀式が始まった。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第12節より―(獣司祭ガーネス)

なぜなのだ。この世界の者たちなら虚無に勝てる。
なのに自らつぶしあい、結局破滅の危機に陥っている。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第12節より―(フォレスト・ゴレム)

目の前の戦場は完全に優勢。だから油断していた。
最悪のニュースは日没とともにやってきた。
東の国が破滅した。異界の神によって。
―放浪者ロロ『異界見聞録』青の章第13節―(守護神バートラム)

一角の主の肩の骨からできていると伝えられる、『天斧ウィリアン』。
一角の主の元にあったが、危機を感じた主が貸与えた。
―放浪者ロロ「異界見聞録」青の断章―(ウィリアンスラッシュ)





の章

何度目だろう。私が門をくぐったのは。
見慣れぬ風景に、恐怖と好奇心を掻き立てられるのも
いつものことだ。
しかし唯一違ったのは、背後の門が閉じるのではなく、
再び大きく開き、巨大な機械が姿をあらわしたことだ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第1章より―(巨人機ユミール)

波のうねりを失ったゼリーのような海。
水中にいられなくなったのか、
光沢を放つ魚たちが宙を泳いでいる。
不自然な、作り物めいた世界。狂った芸術。
美しさを感じてしまうのは不謹慎だろうか。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第1節より―(アンジェラフィッシュ)

見た目通り無口な男で、見た目通り頼りになった。
見た目と違って優しいことに気づいたのは、
どれほど一緒に旅した後だっただろう。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第1節より―(獣使いドヴェルグ)

この世界の風は、決して強くはないはずなのに、
物理的な圧力を感じることがある。
透明な塊に押されているかのようだ。
6番目にやってきたこの場所は、
これまでで一番美しく、一番異質な世界だった。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第2節より―(モモンガル)

「世界が死んでいってるのよ」
あきらめ顔の彼女の声が、同行者の無言の背中ごしに聞こえてきた。
「失われたのは活力、人も大地も」
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第3節より―(ウル・ディーネ)

大きなハサミが打ち下ろされる。
しかしそれは、装甲とも呼べる表皮に虚しくはじかれる。
生命対機械の戦い。あまりに分が悪い。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第3節より―(盾精ラングリーズ)

道化たちは中立。戦いには干渉しないと聞いていた。
例外は、黄色い娘ともう1人だけ。
ガラスの姫たちのために走り回る彼の姿は微笑ましい。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第3節より―(パントマイスター)

渾身の一撃のつもりだったが、それはあっさり跳ね返された。
硬い、外皮がひたすら硬い。
金属の光沢を放つ怪物の牙から逃れるため、
わたしは1歩後ずさった……。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第4節より―(ベビー・ロキ)

包み込む炎は、しかし相手を焼くことはなかった。
かつて別の世界で学んだ呪文。
フレイムダンスは虚しく霧散した。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第5節より―(クイーン・ワルキューレ)



半ば石と化した象が、機械の巨人と激突した。
1頭、2頭、3頭……単独では無理でも数で押す。
トールと呼ばれるその巨人が不利に見えた。
足元に飛来した1体の機械人形が剣へと姿を変じ、
トールの右手に握られた、その瞬間までは……
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第7節より―(機人アスク)

ここも同じだ。さらなる悲劇の幕が開く。
竜に張り付き、情報を送ろうと試みた者は、
もっと危険な存在を予告し、
ついに帰ることはなかった。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第7節より―(グラスカルゴ)

幾多の特徴を兼備した、不思議な道化。
彼らは侵略者の1人を灼熱の世界に転送すると告げ、消えた。
そういうことだったのか。あの世界の、あの場面。
記憶が一本につながった。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第7節より―(双子妖精フギン&ムニン)

谷を埋め尽くす、機械の群れ。
塔は完全に包囲されようとしていた。
ここ以外の場所はどうなってしまったのか?
抵抗は無意味だったのか?
最後にして最大の反撃の時が始まろうとしていた……。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第8節より―(バーサーカー・マグナム)

あと一歩のところまで迫っていた。
歌姫たちの敗北は決定的とも言えた。
状況を一変させたのは虚空からの一撃だった。
それは、塔の門とそれを包囲していた侵略者たちを、
一度に消滅させてしまったのだ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第8節より―(浮遊魚モラモラー)

侵略者の攻撃が突如停止してから丸1日。
塔の眼前でナノウイルス発生装置が破壊された。
歌姫は歌うのをやめ、護衛のペットと共に塔を降りた。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第8節より―(ヘイル・ガルフ)

虚無の騎士と侵略者の刃がかみ合う。
激しい攻防は、無限かと思われる時間続いた。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第9節より―(銀狼皇ガグンラーズ)

侵略者と歌姫たちが手を組んだ。その象徴というべきか。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第10節より―(獣機合神セイ・ドリガン)

付き人に守られた歌姫が、得体の知れない機械の船の中にいる。
窓外の空中にダイヤを埋め込んだ輝くイカが無数に漂っている。
アンバランスな対比。奇妙に感じるかもしれないが、
それは不思議と似合っていた。
これから決戦の地に赴くのだということを忘れさせてしまうほどに。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第10節より―(ランプスキッド)

歌姫と共に、侵略者たちの空飛ぶ船に乗り込んで数日。
窓外の圧倒的な景色にも慣れ、
戦いから遠ざかった気がしていた。
しかし、束の間の安息は先導役の白鳥への襲撃により
あっさりと破られてしまったのだった。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第10節より―(ギグナ・スワン)

次々と生み出される新兵器、もう出し惜しみをすることもない。
負ければ、それで終わりなのだから。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第10章より―(竜機合神ソードランダー)


それは、わたしが目にした唯一の奇跡だった。
ガラスの女神は最後の一声とともに砕け散り、
多くの者たちも虚空の渦に巻き込まれた。
しかし……虚無の神は勇者とともに滅んだ。
大きな代償。しかし、この世界だけは救われたのだ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第12節―(ビアンコ・ティーガー)

勇者の矢を受け、墜落していく虚無の龍。
その背から、白銀の影が舞い降りた。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第12節より―(空帝竜騎プラチナム)

絶望の響きを聞いてしまった。
ガラスが砕け散るような音が歌姫の喉から聞こえた。
彼女は守護者の腕の中へ崩れ落ちた。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第12節より―(白銀の守護者リン)

歌が消えた。だが、誰もあきらめない。歌姫自身すら。
だから、だから私は決意した。決意したのだ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第12節より―(風花の戦乙女グナ)


発見したのは偶然だった。
これは決定的な証拠と言えるのではないか。
竜人、乱暴者、天使、魔族、巨人、そして侵略者。
彼らとはなんだったのか。
今一度蛇たちに、会いたい。会って確かめたい。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第14節―(機人ガラール)

絶望の響きを聞いてしまった。
ガラスが砕け散るような音が歌姫の喉から聞こえた。
彼女は守護者の腕の中へ崩れ落ちた。
―放浪者ロロ『異界見聞録』白の章第14節より―(白銀の守護者リン)

満月の夜に降り注ぐ光雨を束ねて作った、『天弓マクラーン』。
魔女の体内に封じられていたが、その死により解放された。
―放浪者ロロ「異界見聞録」白の断章―(マクラーンスラッシュ)





終章

神獣となった雷の獣の伝説は、
とある少女との出会いによって始まる。
―放浪者ロロ『異界見聞録』終章第1節―(雷神獣ヌエ)


火と氷が同時に存在する、狭間の世界。
まさか、こんなところで誰かと出会うとは
―放浪者ロロ『異界見聞録』終章第1節より―(大龍皇ジークムンド)


壁画に描かれた物語を見て、蛇たちの教えが理解できた気がする。
竜人、魔族、乱暴者、天使、巨人……。
彼らはそもそも同じ存在。それぞれの世界を支配するのが目的。
支配が完了した青の世界、まだ扉も開いていなかった黄の世界。
古竜とは、かつて支配権をかけて敗れた竜人なのだ。
―放浪者ロロ『異界見聞録』終章第1節―(デュアルド)


案内人に会うことはできなかったが、
彼らに会えれば大丈夫、後ろをついていくだけだ。
もう一度、蛇たちに会わねばならない。
週末を迎える前に、私に何ができるのか。
世界の全貌を知った今、すべての答えを得るために。
―放浪者ロロ『異界見聞録』終章第2節より―(キツネービ)




戦場に響き渡る雄叫びが、獣の王たちを突き動かす。
無謀とわかってはいても、立ち向かわねばならない。
かかっているのは、世界そのものの存亡なのだから。
―放浪者ロロ『異界見聞録』終章第4節より―(ビッグ・ホーン)


『星創る者の三従者、時空を超え現れ出で、導きし降臨』
目の前にいる3体の異形は、あの時見たものと同じだった。
―放浪者ロロ「異界見聞録」終章第5節より―(蛇竜キング・ゴルゴー)


目の前にいる3体の異形は、あの時見たものと同じだった。
―放浪者ロロ『異界見聞録』終章第5節より―(獄獣ガシャベルス)
関連記事
スポンサーサイト
テーマ: TCG | ジャンル: ゲーム

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。